そしてその約1年後、ダウンタウンDXへの出演依頼があった際に、“事件”は起こった。オファーを受けて、松本に以前レフェリーの依頼を受けられなかったことを詫びようと考えていた角田だったが、収録当日にこんなことがあったという。
「自宅へボクを迎えに来たマネージャーの村司君(今のジャイロスコープの社長です)が涙目になりながら『今日の収録がバラし(中止)になりました……』と言うのです。『な、な、何で!? 何があった!? 浜ちゃんか松ちゃんの体調不良か!?』と問うボクに村司マネージャーから帰ってきた答えは松本さんが台本を見て角田の名前を見つけた途端に収録は中止や!!ということになった……というものでした。要するにあの時、ボクがオファーを断ったことに未だご立腹だ、というのです。ボクの中では当然もうとっくに丸く治まったことだと思っていただけにまさに青天の霹靂でした」
角田は「ボクはとにかく収録のスタジオへ行って松ちゃんに直接説明させてくれと申し出ましたが制作からは遠慮していただきたい」と言われ、当時事情を説明することもできなかったとしている。また、番組で共演する予定だった和田アキ子がこの件を心配して連絡をくれたという。
「突然収録がバラしになって(実際にはボク抜きで急遽代打が入って収録されたそうです)困惑した和田アキ子さんからあんた一体何があったん!? と電話が入りました。事の経緯を一部始終話しましたら『あんたの話し聞いただけやから何とも言えんけどその通りやとしたら残念な話しやなぁ。芸能界でこれだけ好きなようにやらせてもらってるウチ(アコさん)でも共演NGっちゅうのは無いで!? まぁ気にせんと今度ご飯行こ!!』と慰められましたがボクのやるせない想いは収まりません」
そして、角田は、現在の状況を以下のように“推理”している。
「ボクはこの事件恐らくこうであろうと推理します。松ちゃんの提案にボクの出演を安請け負いして名乗り出た担当者がまさかのNGの回答に松ちゃんに対する自分の体面を保つ理由を作るには他人(角田)を悪者にするしかなかったのではないか? 真相は霧の中です」
この角田の告白はメディアでも報じられ、ネットではさまざまな声や臆測が飛んでいる。