100mファイナリストたちを相手に、日本が大健闘した。リオ五輪の陸上の男子400m(4×100m)リレーの決勝が日本時間20日に行われ、日本が史上初の銀メダルに輝いたのだ。
予選を全体の2位で通過した日本は、強豪ジャマイカや米国を相手に、見事な走りをみせる。第一走者の山縣亮太が絶好のスタートを切り、第二走者の飯塚翔太へつなぐ。バトンパスはやや詰まったが、飯塚から第三走者の桐生祥秀へはうまくつないでいく。バトンを受け取った桐生は本来の実力を発揮、順位を落とさずにケンブリッジ飛鳥へつなぐと、最後はジャマイカのアンカー、ウサイン・ボルトがぐんぐんと加速していく中、2位を争う米国のトレイボン・ブロメルとの競り合いに。
アンカーのバトンパスでやや詰まった米国を日本はわずかに先行するが、その距離は瞬く間に詰められていく。しかし最後の最後まで粘ったケンブリッジがその猛追をかわして2位をキープ、そのままゴールイン。タイムは37秒60。アジア新記録も打ち立て、銀メダルを獲得した。
この後、3位につけていた米国が失格になったため、1位はジャマイカ、2位は日本、3位はカナダという結果になった。
4人は次のようにレースを振り返った。