冒頭にひねりを加えたリフトを成功させると、次々と独創的なリフトを決めてみせた。体力が消耗する終盤にも、キレのある足技を披露。最後まで力いっぱいに演じ抜いた。

 演技を終え、祈るように採点を待つ日本チームに向けて表示された得点は、95.4333点。総合得点189.2056点となり、ウクライナを抜いて日本の銅メダルが確定した。

 デュエットの銅メダルに続いて、チームでのメダルも獲得した日本。今回、日本シンクロチームを率いた井村雅代ヘッドコーチは、試合前には「今まででもっとも厳しい練習を課したと思う」と話していた。コーチの指導の下、厳しい練習に耐え続けた結果が、この五輪で表れた。(文・横田 泉)

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