女優・広瀬すず(18)が8月3日、都内で行われた映画『四月は君の嘘』の完成披露試写会に出席した。この映画はクラシック音楽をテーマにした青春ラブストーリー。バイオリニスト役を演じた広瀬は「楽器をやったことがなかった分、半年間かけて本当に細かく練習しました」と役作りの苦労を明かした。平均練習時間は2時間で、多い時は4時間ほど練習していたという。
広瀬といえば、昨年バラエティー番組に出演した際、「どうして大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」などと発言。視聴者から「裏方のスタッフを軽視している」とネット上で批判され、大炎上したことは記憶に新しい。謝罪により沈静化するも、現在では“ブリッ子“と一部の若い女性からバッシングを受けている。ある意味、今回の役作りの苦労エピソードは「好感度アップを狙った発言では?」と勘繰ってしまう人も多いだろう。
だが、「そんなことはありません。広瀬は意外と努力家なんです」と言うのは女性誌の芸能担当記者だ。
「広瀬はあっという間にブレークしたので、『全く努力していない』という印象を持たれてしまうようですが、実は結構な頑張り屋なのです。来年公開予定の主演映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では、チアダンス部の女子高生を演じるんですが、昨年12月から仕事の合間にダンスの練習をして、役作りに明け暮れているとのことで、時には1日6時間ぐらい練習することもあるとか。さらに、『競技かるた』に青春をかける女子高生役で主演を務めた映画『ちはやふる』では、撮影の合間も畳に座り、撮影中は膝の水膨れや青あざも絶えなかったそうです。それでも広瀬は『擦り傷みたいなもの。競技かるたをやっている方なら当たり前』と淡々と話していました」
確かに、テレビ出演やCM撮影に加え、1日何時間も役作りのためダンスの練習をするのは大変だろう。しかも、映画の役作りだけでなく、バラエティー番組でも手を抜かないというのだ。民放の番組制作会社のディレクターは言う。