夏ドラマの不振が取り沙汰されているなか、視聴率が唯一10%超えでトップを走るのが北川景子(29)主演の「家売るオンナ」(日テレ系)だ。
不動産会社のスーパー営業ウーマン・三軒家万智の活躍を描いた痛快お仕事ドラマで、「私に売れない家はない」と豪語するキャラクターがコミカルな演技に定評のある北川に見事にマッチしている。
「北川の結婚後、初の主演ドラマとあって注目度も高く、脚本も大石静氏ですから、初回から10%超えは上々の滑り出しです。共演のイモトアヤコと一緒に食事に行くなど現場の雰囲気もよく、7月期のドラマの中では最もバランスがいいのでは」(テレビ誌記者)
好調の波に乗って、秋には「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」(WOWOW)で主演することも決まっている。同ドラマの原作は人気推理小説家・中山七里による法医学ミステリー。北川は研修医役として初の医療ドラマ挑戦となる。
「これだけスケジュールが詰まっていると、ゆっくり新婚生活を楽しむ時間がないのでは? と思うのですが、ちゃんと家事をこなし、料理も手を抜かないそうです」と北川の新妻ぶりを明かすのは芸能関係者だ。
「家庭では和食が多いのですが、自分のレシピがあり、調味料はきっちりスプーンとカップで計量するというこだわりもあって、なかなかの腕前だそうです」(前出・同)
確かに某番組で料理を披露した時も、北川はマイレシピで調味料もきっちり計量、相手の好みで味を加減するという細やかさをみせていた。
「2012年に放送された時代劇ドラマ『みをつくし料理帖』(テレビ朝日系)で料理人を演じる際に2カ月間、料理学校に通い特訓を受けて以来、料理が好きになったそうです」(スポーツ紙記者)
8月22日には30歳を迎える北川。仕事も、家庭も好調、このままママに向かって「GO!」か。(ライター・浜中こまき)