亡くなった鳩山邦夫氏=2012年撮影(c)朝日新聞社
亡くなった鳩山邦夫氏=2012年撮影(c)朝日新聞社

 法相や総務相などを歴任した自民党の鳩山邦夫衆院議員(67)が都内の病院で死去していたことが6月22日、わかった。

 1月に開会した通常国会では、鳩山氏が激ヤセした姿が報じられるなど、国会内では“重病説”も流れていた。

「ダブダブしたスーツで丸刈り姿、かなり痩せていましたね。がんや糖尿病が原因だと噂されていました。本人は健康管理の一環で炭水化物抜きダイエットをしていたと言っていたようですが…」(週刊誌記者)

 鳩山氏は東京大学卒業後、田中角栄元首相の秘書を経て、1976年に衆院議員に初当選を果たす。文相などを歴任して、99年に東京都知事に出馬して落選したが、翌年、衆院議員に再び当選。法相や総務相を歴任した。

 また、鳩山氏は多趣味でも知られていた。料理や蝶の飼育、家庭菜園が得意。好きなプロ野球チームは中日ドラゴンズ。チームが優勝した時にはスポーツ新聞で祝福のコメントを出すこともあった。