「あさが来た」でヒロインを務める波瑠(c)朝日新聞社
「あさが来た」でヒロインを務める波瑠(c)朝日新聞社
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 女優の波瑠(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あさが来た」が12月4日に27.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の自己最高記録を更新した。

 朝ドラの27%台は2013年度後期「ごちそうさん」(27.3%)以来だが、NHK関係者の間では「30%超えも狙える!」と意気軒高だという。

 朝ドラで初めて幕末から始まったドラマだが、ヒロイン「今井あさ」のモデルとなったのは大阪財界でよく知られた広岡浅子さん。炭坑や銀行、生命保険などの経営に関わり、日本初の女子大学設立に奔走した人物だ。

 物語は、あさの出産、炭鉱の爆発事故、近藤正臣(73)が演じる義父の正吉との別れ……など大きな変化を迎える。

 そんな現場の様子を番組スタッフがこう明かす。

「朝ドラの撮影は月曜から金曜まで、びっしり組まれていて、かなりハードですが、あさの義母役の風吹ジュンさん(63)をはじめ友近さんや清原果耶さんら、“おなごし”さんはみんな仲がいいですね。もちろん、その中心にいるのは波瑠さん。特に風吹さんは、役柄同様、ほんわかした方なので、いつも現場を和ませてくれています」

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