年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
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年が離れた人とのコミュニケーションなどでうまく行かないときは、“10年前にあったもの、なかったもの”を思い出してみる。
すると、「しゃあないなあ」「わたしが、もっと気を使うべきだった」と、意外と謙虚になれる。
「こんなことくらいわかるはず」と、思うからイラッとしたり、腹が立つ。
年下の人とのコミュニケーションにイラッとするくらいなら、
「このジェネレーションギャップ、ネタにして笑いにするぞ」
「同年代や年上の人との飲み会で使えるかも」
と、楽しむことにしている。
その中で最近あった話。
小学校の先生が、DVDを見ているときに生徒に、
「今のシーン、巻き戻して」
と、言ったところ、
「巻き戻し……?」
と、キョトンとされた。