だから、どこへでも、できるだけ行く。

 実際に行ってみると、情報と現実の違いに驚くことばかり。

 たとえば、中東なんてまさにそうだった。

「ドバイを見てくださいよ」

 そう言われて、中東に詳しいコンサルタントの石田和靖さんとドバイに行った。

 平和だった。活気があった。安全だった。

 なんでも世界一がいっぱいあった。

 日本にいると、シリアなどの空爆の話だったりする。

「対岸では、戦争しているんですよね」

 と言うと、石田さんに笑われた。

「ドバイとシリアって、どれだけ離れているか知ってますか? 逆にドバイの人たちは、『あんなに近いのに北朝鮮と日本大丈夫?』と、心配していますよ」

 たしかにそうかもしれない。

 そして、彼に紹介されて世界でいちばんお金を持っているというアブダビ投資庁のファンドマネージャーの話を聞かせてもらった。

 アフリカがどれだけ可能性がある場所か。

 アフリカの未来や資源を含めて、いろんなデータや映像を見せてもらった。

 わたしたちが、日本で知っているアフリカとかなり違う。

 そして、驚いたのはこのひと言。

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