新婦に何が起こったのか……(※本文とは関係がありません)
新婦に何が起こったのか……(※本文とは関係がありません)
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 6月といえばジューンブライド。これは「6月の花嫁は幸せになれる」というヨーロッパの伝承がもとになっており、それを日本のブライダル業界がプロモーションの一環として広めたことで、日本でも知られるようになったという。

 そんな「幸せ」のイメージの花嫁だが、実は結婚式の「現場」ではありえない事件が起こることもある。今回は実際にブライダル関係者に聞いた、とんでもない結婚式の裏側を紹介しよう。

 都内で勤務するウエディングドレスのショップ店員(25)は、ある時、何度目かの打ち合わせに来た、20代の新婦が「激やせ」していることに気付いた。新婦はドレスショップでウエディングドレスを決めてからも、小物選びやカラードレス選びなどで何度か来店するのだが、そのたびに痩せており、ドレスのサイズがどんどん小さくなっていくのだ。さすがにただ事じゃないと思い、聞いてみると、こんな返事が……。

「彼が入籍して10日で、浮気をしていたことが分かったんです…」

 このカップルは少し前に入籍したばかり。以前、夫婦二人で来店した際も、新婚らしい仲の良さをみせていた。しかし入籍に至るまでにも、実は新郎の浮気が何度も発覚していたのだとか。

 それを何とか乗り越え、結婚にまでこぎつけたものの、わずか10日で浮気発覚……。新婦はそれからというもの「自分がいない間に、彼が何をしているかわからない」と疑心暗鬼になり、外出ができなくなってしまったという。さらに、不安から眠れなくなり、食も細くなったと話す。しかし結局、彼女はやせ細りながらも結婚式を挙げ、ふたりは晴れて夫婦に。しかしその後、彼への不安を拭えたのかどうかは不明だ。

 しかし、このケースの場合はまだ式を挙げられただけよかった、と言えるかもしれない。都内のウエディングプランナーの男性(27)は式の当日、新婦からの電話で衝撃を受けた。

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