そんなことが頻繁にあるから、ボクは「裏切り」に関してはもうすっかり“慣れ”ちゃってる。なんなら、デートをドタキャンされることを想定してダブルブッキングすることもよくある。どっちも来ないこともよくあるけど(笑)。
昔、携帯電話の電話帳では、ドタキャンしてきた女の子の名前の頭に「X」をつけていた時期もあった。ドタキャンが1回で「X」が1個。これが2個たまったら、メモリーから消すって決めていたの。
ただし、ボクがすごく好きな女の子の場合は、2個目をつけるときに粘ったこともあった。縁が切れちゃうのが嫌だったからね。これはまだ技ありで一本じゃない!とか思ったり(笑)。
とにかく「裏切り」がありすぎて、今ではそこまで深く何も思わないし、すぐに忘れちゃうようになった。
たぶん、ボクは深く傷つきたくないんだと思う。
だから、自分に興味ないって分かった時点で、もう次の女の子にいこうっていう思考回路になっちゃってるんだろうね。
それだけ多かったんだ、裏切られたことが(笑)。
でも、ドタキャンされたくらいで、いつまでも落ちこんでいたら、自分の幸せを逃すよって本気で思う。
その状態から回復できる見込みがあるのなら、とことん悩めばいいけど、糸口が見えないのであれば、そんな女の子すぐに切って、前に進んだほうが絶対いいでしょ?
無駄な時間を使っていたら、せっかく出会えるかもしれない、素敵な女の子との縁だって失いかねないからね。
解決できないものに時間をかけるのはナンセンスだしん!
(構成/AERA dot.編集部・岡本直也)