「4月9日に公開された女性誌のYouTubeチャンネルでは、ネットで『ロリババア』と言われることが多いという理由で、『LORIBBA』のロゴを入れたスマホケースを自分で作って使用していると告白。SNSで盛り上がりました。ある意味『ロリババア』は蔑称とも捉えられますが、それをネタにしてしまうころはかっこいいですよね」(同)

■芸歴36年の貫禄で現場は引き締まる

 もはや、見た目も中身も怖いものなしの安達。女性週刊誌の芸能担当記者は「30歳になった頃、吹っ切れたようです」と語る。

「子役をやっていたこともあり、人が求めている答えを言うことがクセになっていたそうですが、30歳くらいの頃に『もういっか!』と思い、自分の意見を言うようになったとインタビューで明かしていましたね。子どもというイメージで見られることが多く、何を着ても似合わないと思っていたと告白していたこともありました。結果、自分を表現できる服を考えるようになり、ファッションにも興味を持ったそうです。美貌が人気の安達ですが、そんな子役のイメージを長年押し付けられていた中、やっと脱却し、自分らしく生きているところも好感を持たれる理由かもしれません」

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は安達の女優としての魅力についてこう分析する。

「ルックスに関しては、奇跡的とも言える童顔のおかげでアラフォーなのにまったく年齢を感じさせません。演技的には『家なき子』や『ガラスの仮面』など10代の頃は凛とした表情や目ヂカラ、器用さがどうしても目立っていましたが、その後、結婚・出産・育児・離婚・再婚とさまざまなライフステージを経験したことで、表現に説得力と深みが出てきたことが非常に大きいと思います。小さい頃から大人に混じって主役を張って活躍し、老若男女まんべんなく認知度が高いので、ゲスト出演するだけでもドラマの雰囲気がグッと引き締まる。やはり芸歴36年の貫禄は伊達ではありません。今後、映画にも積極的に進出していけば、宮沢りえのようなキャリアを重ねていく可能性もあります。40代はもちろん50代も楽しみですね」

 可愛いさと綺麗さを兼ね備えた安達。もはや子役の印象はなく、40代になっても自然に年齢を重ねた美人女優として活躍しそうだ。(丸山ひろし)

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