
新型コロナウイルスの収束に向け、SNS上で外出自粛を呼び掛けた歌手・工藤静香に批判の声が目立つ。
4月26日に自身のインスタグラムを更新した際、24時間で投稿が消えるストーリーズ機能を使い、愛犬を抱っこした動画で、
「不要不急 海に向かうのはやめて下さい。現地の方々迷惑しています」
と呼びかけた。緊急事態宣言が発令されているにもかかわらず、海岸沿いの行楽地にはサーファーや潮干狩りなどを楽しむ家族連れらが集まり、問題となっていた。
工藤と夫・木村拓哉は「サーフィンデート」が週刊誌で過去に報じられるなど海への愛着が強い。地元住民の気持ちを配慮しての呼びかけだったが、ネット上では、
「上から偉そうに言われたくありません。言葉遣いとか、相手の気持ち考えて書き込んだ方がいい」
「やめてくださいとか、迷惑していますとか、なんでそんな強い物言いなの?」
など不快感をあらわにするコメントが殺到した。
ただ、工藤には同情の声も上がる。芸能担当のスポーツ紙記者は、こう分析する。
「工藤さんは2017年にインスタグラムを開設してから何度も炎上してきましたが、ここ最近は一層、風当たりが強くなっています。海に行かないように呼びかけた今回のインスタも、他の芸能人だったらこんなに炎上しないはず。夫の木村さんがイメージチェンジして家庭を世間に出すようになってから、反発するファンの怒りが工藤さんに向けられているように感じます」