音楽で収益を得るためのファーストステップを支援する「TOWER CLOUD」がスタート
音楽で収益を得るためのファーストステップを支援する「TOWER CLOUD」がスタート

 インディーズアーティストを中心に“音楽で収益を得るためのファーストステップ”をサポートする「TOWER CLOUD(タワークラウド)」がスタートした。

 本サービスは、楽曲を登録(無料)するだけで、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、レコチョクなど世界167カ国と地域の音楽配信ストアで楽曲を販売することができるというもの。また、登録した音源を使ったCDの制作・プレス委託をはじめ、全国80店のタワーレコードの店頭・タワーレコードオンラインでの販売、クラウドファンディング等でのマネタイズの機会も提供。店頭展開によるアーティスト紹介、「タワーレコードオンライン」「Mikiki」「Eggs」などWEBでのアーティスト紹介、毎月20万部発行のフリーマガジン「bounce」でのピックアップ、SNSでの情報発信といったプロモーション支援までアーティスト活動をトータルにサポートするプラットフォームとなる。

 さらに、アーティストの活動を未来に繋げるための取り組みとして、5月25日から8月末まで「TOWER CLOUD Scholarship」キャンペーンを実施、「TOWER CLOUD」から新規配信申請をしたアーティストの中から選考で最大100組へ活動サポートを目的とし、「奨楽金」10万円として支援される。
※奨楽金は配信収益のアドバンス扱いとなり、一年間の配信収益と相殺される。

 なお、タワーレコードのバイヤーが「Eggs」登録アーティストから、これぞ!というアーティストを発掘しTwitterでレコメンドしていく「Eggsレコメン!」もスタート。バイヤーが作成した店頭に設置しているお馴染みの“手書きポップ”付きで毎日1アーティストを紹介する企画で、第一回は梅田NU茶屋町店の浦野氏が「ハク。」をレコメンド。今後、「TOWER CLOUD」登録アーティストでも同様な「レコメン!」キャンペーンが予定されている。