写真・加藤夏子
写真・加藤夏子
この記事の写真をすべて見る

 新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。

*  *  *

 花束はもらった人も、あげた人も笑顔にしてくれる。だが海外の生産現場の一部では、子どもたちを含む労働者が劣悪な条件で働かされたり、不適切な農薬の使用で周辺環境が破壊されたりしている。ありがとう。おめでとう。ごめんね。大好き。花束が演出してくれる幸せな時間に、誰かの涙が影を落とさないように。国際フェアトレード基準を満たした切り花を選びたい。(写真・加藤夏子/文・上栗崇)

AERA 2020年6月15日号