これに対し、カウスは「たけしさんが言っていることは、ぜんぜん事実と違います。どうしてこんなふうになるんでしょうか」と話し、「文春の記事にあるように、大阪・北新地でたけしさんと一緒のときに五代目と会ったことは事実です。その日、たけしさんと夕食を食べていて、次の店に行ったときに偶然会ったんです。そもそも五代目がどこにいるかという情報を、一芸人が知れるわけがないじゃないですか。山口組も、そんなに甘い情報管理をしていないでしょう」と笑う。
さらに、記事が出た翌日に交わした、たけしとの電話でのやりとりについても明かした。
「文春の記事が出た翌日、たけしさんに電話すると『あんちゃん、あんなこと言ってねえからね。文春にハメられたんだよ。オイラ、あんなこと一回も言ってないし、あんちゃんの名前出してないからね』と言っていた。違うんですよ。名前は出してくれてええんです。僕の名前を出して、なおかつ本当のことを話してくれればよかったんですよ」
カウスとたけしは15年来の付き合いで、たけしはカウスを「あんちゃん」と呼ぶほどの仲。しかしこの騒動で、ふたりは今までどおりの関係とはいかなくなるのかもしれない。
※週刊朝日 2012年2月17日号