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18日、総務省消防庁は先週の熱中症搬送者数を発表。前の週から約2倍となる12804人(速報値)が熱中症で搬送されました。この先も熱中症に注意が必要です。

熱中症搬送者数 前の週の約2倍に

総務省消防庁が18日発表した熱中症による救急搬送者数のまとめによると、先週(8月10日~16日)熱中症で救急搬送された人は全国で12804人(速報値)でした。その前の週の6664人(速報値)の約2倍で、週ごとに多くなっています。先週は最高気温が40度を超えた所があり、14日からは、最高気温が35度以上の猛暑日となったアメダス観測地点が200地点を超える日が続いています。

熱中症が発生した場所で最も多かったのは「住居」の48.3%で、家の中でも熱中症になってしまうということを表しています。家の中でも無理をせず、適切に冷房を利用するなどして予防を心がけてください。また、搬送者数の内訳をみると、61.8%が65歳以上の高齢者が占めています。高齢者や小さい子どもに対しては周りの人が声を掛けるようにして、熱中症にならないよう注意してください。

この先も熱中症に要注意

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この先、猛烈な暑さは今週末には一旦落ち着く見通しですが、湿度が高くムシムシした暑さは続く予想です。熱中症の危険度は、気温だけでなく、湿度や、輻射熱(地面や建物・体から出る熱)によって影響を受けます。気温が少し落ち着くといっても油断は禁物です。こまめな水分補給や塩分の摂取、休憩をとるようにして熱中症にならないよう注意してください。