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8日の夕方、俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。同日、警視庁組織犯罪対策5課は「確度の高い情報」を元に東京・目黒区にある伊勢谷容疑者の自宅を家宅捜索。リビングから大麻4袋(約20・3グラム)が発見されたことから現行犯逮捕されたと報じられている。伊勢谷容疑者は調べに対して「弁護士が来てからお話します」と話しているという。
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この突然の逮捕劇には日本中から驚きの声が上がったが、“前兆”らしきものはあったようだ。
「うわさのレベルでしたが、『総裁選が告示される前後に薬物で逮捕者が出そうだ』という話が週末あたりから流れていた。昨年3月にピエール瀧がコカイン使用で逮捕された時も、疑惑の一人として名前が取りざたされていた。その後、同5月には元KAT-TUN田口淳之介が大麻取締法違反容疑で逮捕されたが、その時もまた『次は伊勢谷か』との声が業界であがっていたのは事実です」(スポーツ紙記者)
伊勢谷容疑者は、過去に大麻を肯定するような発言をしていたこともある。
たとえば、2012年2月のツイートでは「大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ」。また、2014年10月8日には「今週はヘンプ(※編集部注 麻のこと)を食べて、学んじゃう会でしたが、盛り上がってました!さて来週はオーガニックビールを飲んで学ぼう!となっています! 是非ご参加くださいね!!!」などとツイートしていた。
その背景には、伊勢谷容疑者が傾倒していた社会活動も関係していたのでは、と見る向きもある。「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか」をビジョンに掲げ、09年に「リバースプロジェクト」を設立。伊藤忠商事と協業して地球環境に配慮した雇用制服を広めるプロジェクト「全日本制服委員会」を発足させるなど、さまざまな企業を巻き込んで、社会問題の解決に取り組んできた。