写真・張溢文
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 新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。

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 大正7(1918)年から約50年間、多摩川の水を浄化して配水してきた東京・田園調布の「調布浄水場」は今、濾過(ろか)池や沈殿池といった施設の形をとどめつつ、水生植物園や野生植物園として訪れる人たちの心を潤わせている。命の水を確保しようと奮闘した先人たちの思いと、四季折々に変化する水辺の風景の素晴らしさ。両方を感じられる貴重なスポットだ。(写真・張溢文/文・上栗崇)

AERA 2020年9月21日号