<許してほしい ぼくは行くんだ><笑ってさよならするんだ>

 別れと旅立ちをせつなく歌いあげた。

 タイトルは、「出発のほかに何がある」。

 岸部さんは、「出発」した。ここは、「笑ってさよなら」するのがふさわしいだろうか。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日10月2日号に加筆

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