放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「トランスダーマ ジ アイクリーム」を取り上げる。
* * *
多くの女優やモデル、著名なヘアメイクアップアーティストらに愛され、口コミで広がったり、逆に「あまりにも効果が絶大なので自分だけのスペシャルケアとして、こっそり使いたい」(!)という顧客もいる「トランスダーマC」。
なかでも、実年齢より15歳は若く見える美肌の持ち主として知られる某美容セレブが愛用していることは有名で、「あの人が使っているなら本物」と、信奉者はもちろん、幅広い世代に指名買いされて20年が経つ。
そんな「トランスダーマC」のDNAを受け継いだ「トランスダーマ スポッツショット」「トランスダーマ スーパーウェット」「トランスダーマ R アドバンスド」に続いて、満を持して発売されたのが「トランスダーマ ジ アイクリーム」である。
10月に入り、肌の乾燥が気になっている方も多いのではないか。実はアイクリームについては、「肌を甘やかさないために私は使わない」というツワモノがいるのも事実。
だが、そんな人たちも、「トランスダーマ ジ アイクリーム」のコピーには興味津々なのである。
というのも、乾いた目元にただ潤いを与えるだけではなく、なんと、「消えないたるみへめぐらせて引き上げる」というではないか。
詳しく説明すると、滞りがちな目元の血流をサポートし、コラーゲン産生を促進しながら、むくみに働きかけるということ。コロナ禍、マスクの着用によって表情筋の動きが悪くなっているという話は何度か書いているが、目元の血流はもともと滞っていたようである。
そこに塗るのは、ポリフェノーノルの一種、「ピセアタンノール」をぶどう果実の7300倍も含むパッションフルーツ種子エキスと、つや・ハリに欠かせないビタミンAの組み合わせを初めて化粧品に採用した「~ジ アイクリーム」というワケ。
空気の入らないカートリッジシステムで最後まで清潔に使用可能で、夜はもちろん、朝も使える軽やかなテクスチャーであることも助かる。
最新号の月刊女性誌では20年選手の「トランスダーマC」愛用者として草笛光子さんが登場。「自分らしく、素肌で勝負したいという気持ちに寄り添ってくれる」とコメントしている。沈んでしまった目元に、さあ、アプローチしよう。
■山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
※週刊朝日 2020年10月30日号