あす30日(金)の夕方からあさって31日(土)の明け方にかけて、群馬県北部など、関東の峠では雪が降り、積雪となる所があるでしょう。峠道を運転される際は、冬の装備で、路面の凍結に注意してください。
あす30日(金) 峠で「雪を降らせるほどの強い寒気」が流れ込む
あす30日(金)は、寒気を伴った気圧の谷が日本付近を通過する見込みです。関東北部の上空およそ1500メートル付近には「0度以下の寒気」が流れ込むでしょう。
このため、あす30日(金)の夕方からあさって31日(土)の明け方にかけて、群馬県北部の山地の標高およそ1500メートル以上の地域では雪が降り、積雪となる所がある見込みです。
シーズン最初の雪 峠道の運転は注意を
シーズン最初の雪は、以下の2つのことに注意が必要です。
①必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
②たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。