きょうの日中は、日本海側の雪はいったん落ち着くが、今夜から土日にかけては再び強まる。その先は天気が回復し、しばらくは穏やかに経過しそう。寒さもいくぶん和らぐ。
天気の傾向 土日は北陸以北で再び雪が強まる
冬型の気圧配置は、きょう18日(金)は緩んでいますが、あす19日(土)~20日(日)には強まります。北海道と東北は日本海側を中心に雪。風も強く、ふぶいて見通しの悪くなる所もあるでしょう。北陸や、関東甲信の山沿いにも、また発達した雪雲がかかりそうです。ここ数日の大雪の影響が続く中、再び雪の降り方が強まり、道路の状況がさらに悪化するおそれがあります。車での長距離の移動は可能な限り控えたいところですが、仕事などで止むを得ない場合、燃料を満タンにした上で、雪かきのためのスコップや長靴、手袋、懐中電灯などを準備し、食品や飲み物は多めに積んでおくと安心です。なお、近畿北部や山陰は、雪は山沿いが中心で、大雪になる可能性も低めです。
21日(月)には、北陸以北の雪は次第にやみ、風も収まってくるでしょう。23日(水)にかけて日本付近は高気圧に覆われ、広い範囲で穏やかに晴れそうです。
24日(木)は低気圧や前線の雨雲が通過し、その先はまた冬の天気分布となるでしょう。
気温の傾向 来週は平年より高めに
冬型の気圧配置が強まる土日は、広い範囲で真冬並み。晴れる所も万全の防寒が必要です。月曜~水曜は平年並みか高くなるでしょう。冷たい風も収まって、少しホッとできそうです。ただ、それでも、積雪が急増した地域では、朝晩は路面の凍結に注意が必要です。日中は、日差しや気温の上昇により、屋根に多く積もった雪が緩んで落ちやすくなる危険性があります。除雪作業中のケガや事故にも、十分にお気を付けください。
木曜も平年より高い所が多いですが、金曜の後半にはジワジワと冷たい空気が流れ込んでくるでしょう。
その先、年末年始にかけて、北日本を中心に寒さの厳しくなる所がありそうです。