安藤美冬という名前を聞いて多くの人は「ノマド」、「フリーランス」などソーシャルメディアを駆使して、社会の第一線で活躍する女性という認識が一般的ではないでしょうか。
そんな安藤さんも大学卒業後、某大手出版社に就職するも仕事に行き詰まり、あげく鬱病を患い社会からドロップアウトしてしまった挫折の過去をもつ"普通の人"。そんな安藤さんが経験したことを赤裸々に綴った処女作が『冒険に出よう(U25サバイバル・マニュアル)』。
安藤さんは著書の中でこう言います。
「"確かなもの"が見えにくい、変化の激しいこの時代。私は"無名の個人にこそチャンスがある"と声を大にして言いたい」
「無名の個人」が、どうして今こうして輝いているのか、安藤さんはその理由をこう書き留めています。
「ソーシャルメディアが発達した今、少しだけ、そこに変化が起きているように思います。ツイッターやブログの普及により、誰もが"自分メディア"を持てるようになりました。そして"自分メディア"での発言や、その人の個性や魅力が周りに評価され、それがソーシャルメディア上で話題となり拡散される、あるいはマスメディアが注目して取り上げられるなかで仕事が発生し、実績をつくっていく。さきに述べた従来の成功モデルとは、全く逆のパターンです。やり方次第で"無名の個人"がチャンスをつかむことができる、恵まれた時代なのです」
更に安藤さんはこう続けます。
「思いきって未熟で未完成な、等身大の自分をさらけ出すことです。自分が今、感じていること。やりたいこと。なりたい姿。情熱的な自分も、もがいている自分も、落ち込んでいる自分も、走り続けるありのままの自分を見せる。かっこつけようとしなくていいのです。その素の姿にこそ、共感し、応援してくれる人が集まり、次第にチャンスの扉が開けていくのです」
そうしていくつものチャンスをつかみ取ってきた今、安藤さんは自身が運営する株式会社スプリーの代表を務め、2013年春創刊のシングルアラフォー向け女性誌「DRESS」では、「女の内閣」の「働き方担当相」を務めるなど、様々なメディアでの活躍の場を広げています。
そんな安藤さんがこの4月に新しく始めるのが、有料メールマガジン「安藤美冬のワーク&ライフスタイル研究所(ラボ)」。安藤美冬さんにとって初めてとなるメルマガは、『体験』をテーマとして、さまざまな経験から生み出された社会を生き抜くアイデアや、これからのキャリアデザインなど実践的な話題を中心に、現在日本にある多種多様な職業を多角的に取材&レポートするなど、「ワーク」と「ライフ」を軸にした、新しい読者参加型の有料メルマガ。読むだけで元気になれる「読むサプリ」として体験してみてはいかがでしょうか?
【関連リンク】
安藤美冬のワーク&ライフスタイル研究所(ラボ)
http://www.webdoku.jp/premium/merumaga/page/ando.html