東京・江東区の小さな路地にある居酒屋の70代の女性店主は、「良いと言われるまでルールは守るつもり」と話す一方、同じ通りの飲食店の経営者たちからは、時短要請をいつまで受け入れるかという話題が出ているとも明かす。
「昔は常連さんだけじゃなくて、雑誌か何かでこの通りを知って来てくれたお客さんも多かったんだけど…。でも今はほとんど誰も来なくなって、通りがお通夜みたいにシーンとしちゃってるからね。ずっとこのままでいいのか、この通りが忘れられちゃうんじゃないかっていうのは、みんな思ってるんですよ」
再延長の期限は21日。今でさえ多くの飲食店は青息吐息だが、もし再々延長にでもなれば、雪崩を起こしたように自粛を“放棄”し始める日が来てしまうかもしれない。(AERAdot.編集部)