放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「アスタリフト メン」(富士フイルム)を取り上げる。
【写真】清潔で健康的な肌に導く 男性用スキンケアのおススメは?
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4月12日から東京でも「まん延防止等重点措置」が適用され、在京テレビ各局の生ワイドの現場では、再び“リモート”対策が行われるようになった。リモートには、出演者がテレビ局まで行き、スタジオ以外の会議室や楽屋などから行うものと、自宅や事務所から行う、2パターンがある。
後者において何が困るかというと、局メイクさんが付いてくれないこと。文化人の場合、専属メイクさんが付いているケースは少ないので、特に男性出演者は“映りの悪さ”が大きな悩みだそうな。
そもそも男性の出演者には「塗る人」と「塗らない人」がいるのである。「取材に出る前、必ずメイク室に寄る」記者やリポーターさんもいれば、逆にファンデーションを塗るのを極端に嫌い、素顔のタレントさんもいる。
スタジオなら照明で飛ばすことができるが、自宅ではユーチューバーでもない限り、照明設備は整っていない。
「そこで初めてスキンケアの重要さに直面した」とは某男性文化人である。“美容男子”や“メイク男子”がマスコミに取りざたされて久しいが、数としてはごく僅か。年齢にもよるのだろうが、何から始めていいかわからない男性もいるなか、「トガッチのブログで知った」と「アスタリフト メン」を揃える人が増加中とか。
“トガッチ”とは、ファッションメディアでは知らない人がいないカリスマ・エディターであり、ラグジュアリーなライフスタイルを綴るブログに多くのフォロワーをもつ戸賀敬城氏だ。
氏が関わり、アンバサダーも務める『富士フイルム』「アスタリフト メン」は、サイエンスの力で清潔感ある肌を作る男性スキンケアの基本だ。
日々のシェービングでダメージを受けがちなうえ、女性よりも水分量が少ないという男性の肌。女性なら今や「一年中」が当たり前の紫外線対策についても「やっていない」人も多いので、日焼けによるトラブルもある。なのにスキンケアは初心者というタイプにも優しい洗顔&保湿、年齢肌には美容液というシンプルさ。ジャケ買いならぬボトル買いしたくなるような洒落た見た目も人気だ。
女性にはおなじみの「アスタキサンチン」を独自技術でナノ乳化した「ナノアスタキサンチン」が健康的な肌に導いてくれる。“塗らない人”に特にススメたい。
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
※週刊朝日 2021年4月30日号