自宅で妻の“浮気現場”に鉢合わせ――。衝撃的な修羅場が話題となった元「モーニング娘。」の矢口真里(30)と俳優の中村昌也(27)が5月30日、離婚を発表した。

 さかのぼる5月19日。中村は「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に登場していた。自ら撮影した自宅紹介のVTRでは、寝室のクローゼットを見せ、「8割9割、嫁の服」と言って“舌打ち”。また離婚の際の財産分与を解説したコーナーでは、結婚した2011年5月から現在までの矢口の「大きな稼ぎ」と中村の稼ぎを足した半分が中村の手に渡る、と言われてガッツポーズ……。

 その放送の2日後に「週刊女性」が報じたのが、矢口の「不倫」だった。

「2月下旬、中村が地方出張で不在の夜に、矢口が飲み会から年下モデルを『お持ち帰り』した。翌朝、早めに帰ってきた中村が、裸同然でクローゼットに隠れた年下モデルを発見したそうです。それ以来、夫婦は別居。『行列』の収録はその“事件”より後。舌打ちしながらいわくつきのクローゼットを公開したのは、あてつけの意味もあったのでは」(芸能記者)

 夫婦の間には格差に加えて温度差もあったという。

「矢口の好みは引っ張ってくれる男らしい人なのに、中村は甘えキャラなところがある。去年の冬、矢口が元彼にそんな内容の愚痴メールを送ったのが、中村に見つかったそうです。収入の“格差”を気にしていた中村は仕事を増やし、それで皮肉にも地方の仕事が増えた。矢口はその合間、結婚前のように飲み会に参加していたようです。他の男性との関係を疑ううわさもありました」(芸能関係者)

 不倫報道の過熱後、矢口はテレビ番組を「体調不良」で欠席。芸能リポーターの石川敏男氏はこう話す。

「矢口は番組での受け答えがうまく、スタッフに評価されていましたが、今後は難しいでしょう。性の“匂(にお)い”がまるでしない明るいキャラだったのが、ここまであからさまな話が出ると笑って済ませられない。これ以上の話が出るのを封じるため、矢口側は早く離婚成立させたんでしょうけど、僕は中村に慰謝料を1千万ぐらいは出したと思う」

 双方の事務所とも慰謝料などについては答えられないというが、夫以外との「モーニングコーヒー」はかなり高くついたはず?

週刊朝日 2013年6月14日号