この動画は1分8秒と短いが、再生回数は310万回を超えている。
元2ちゃんねる管理人という肩書から、高齢者層からは「得体のしれない人」という見方もあったが、風向きがガラっと変わったのは昨年11月に起きた実業家・堀江貴文氏との餃子店でのマスク着用をめぐる騒動だった。
経緯を振り返ると、広島市内の餃子店で堀江氏の同行者がマスクをしていなかったことからトラブルに。堀江氏は店名を出さずに店員の対応を非難したが、ネット上で店が特定されて誹謗中傷が殺到。休業に追い込まれた。この事態に、ひろゆき氏は堀江氏を批判した上で。店主へクラウドファウンディングを助言。店に約1500万円の支援金が集まって再始動したことで株が上がった形となった。
親交の深かった両氏だが、この一件で絶縁状態に。堀江氏は自身のツイッターでフォロワーからの質問に答える形で、「(餃子店騒動を)一部始終を知ってるくせにさらに俺を窮地に追い込むので性格悪すぎと思って嫌になりました」と宣言。
ひろゆき氏は、「おいらは堀江さんことホリエモンは、面白いから好きですよ」と歩み寄ったが、その後も関係は修復されていない。
そしてひろゆき氏は最近、中学生ユーチューバー・ゆたぼんと父の中村幸也氏とも学校への登校を巡る「レスバトル」がエスカレートして対立。
そこへYouTuberとしても活動している「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の立花孝志党首もバトルに参戦した。ひろゆき氏の言動に不快感を露わにして、SNS上で批判を繰り返している。
ゆたぼんや立花氏はひろゆき氏が2ちゃんねる管理人時代の損害賠償請求で敗訴し、「巨額の賠償金を抱えながらも踏み倒している」と公言していることに対し、怒りを爆発させていた。
『ひろゆき逃げるな! 裁判所いけ』と題した動画をゆたぼんが投稿したのに対し、ひろゆき氏はこう応酬した。
「賠償金を裁判所に行って払うものだと思ってる頭の悪い大人たちが思った以上に居るのが面白いです。おいらが裁判所に呼ばれてもいないのに行っても『何しに来たんですか?』って言われるだけですよ」