10日(木)にかけて、晴れる所が多く、季節先取りの気温が続くでしょう。熱中症対策を。次に広く曇りや雨になるのは13日(日)で、関東甲信など、梅雨入りは平年より遅れる見通しです。
7日(月)~8日(火) 最高気温は30℃くらいまで上がる所も
7日(月)から8日(火)にかけて、前線が、本州の南から南西諸島付近に停滞する見込みです。日差しが届く所が多い見込みです。ただ、7日(月)は、関東や東海付近は雲が広がりやすく、雨が降る所があるでしょう。8日(火)は、北海道や東北北部を中心に大気の状態が不安定になり、所々で雨や雷雨になる見込みです。関東の平野なども、にわか雨の可能性があります。
日差しが届く時間が長い地域を中心に、最高気温は、平年より高いでしょう。九州から東北南部では、30℃くらいまで上がる所がある予想です。
7日(月)から8日(火)にかけて、前線がかかる沖縄では雨や雷雨でしょう。
9日(水)~10日(木) 背の高い高気圧に覆われて高温に
9日(水)から10日(木)にかけて、上空の偏西風が、南北に蛇行し、日本付近で南の高気圧に押し上げられて、北海道の北を流れる見込みです。日本列島は高気圧に覆われるでしょう。この高気圧は、上空5000メールくらいまでになる、背の高い高気圧です。このような高気圧に覆われると、地上付近の空気が圧縮され、高温になります。
広く晴れて、最高気温は、九州から東北南部は30℃くらいの所が多いでしょう。東北北部や北海道も25℃を超える所がある見込みです。まだ身体が暑さに慣れていない時期です。マスクをしていても、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症対策をとって下さい。
沖縄は、9日(水)は雲が多いですが、10日(木)は晴れ間が出る見込みです。
11日(金)~12日(土) 近畿~北海道を中心に季節先取りの気温続く
11日(金)は、高気圧は、日本の東に中心を移すでしょう。九州付近に湿った空気が流れ込む見込みです。九州や中国、四国では、雲が広がり、暑さは少し収まるでしょう。一方、近畿から北海道は、日差しが届く所が多く、季節先取りの気温が続く見込みです。12日(土)は、高気圧はさらに東へ移動するでしょう。九州や中国、四国を中心に雨が降る所がある見込みです。近畿から北海道は、雲が多いながらも、晴れ間がでて、厳しい暑さが続く所があるでしょう。
11日(金)から12日(土)にかけて、日本の南の太平洋高気圧は、南西諸島付近に張り出しを強める見込みです。沖縄は、日差しが届くでしょう。
13日(日) 広く曇りや雨
13日(日)は、日本付近に西から気圧の谷が近づき、広く曇りや雨でしょう。最高気温は、平年並みか低くなる所がある見込みです。沖縄は、高気圧に覆われて、梅雨の中休みが続くでしょう。
梅雨入り 関東甲信など平年より遅れる見通し
平年の梅雨入りは、関東甲信は7日ごろ、北陸は11日ごろ、東北南部は12日ごろで、今年は平年より遅れる見通しです。
今のところの資料では、13日(日)は、本州付近に南西から湿った空気が流れ込みます。関東では、西側の山の影響で、雨雲がかからないパターンです。ただ、13日(日)ごろから、本州付近に湿った空気が流れ込みやすい状態はしばらく続くでしょう。梅雨入り前の晴れを、布団干しなど有効にお使い下さい。