しんどかった企画で、まず思いつくのは、「帰巣本能ハトよりヒトの方が優れている説」。
ざっくりいうと、岩手県に連れていかれたボクと鳩、どちらが先にゴールに設定された埼玉県に帰れるか、という企画だった。
財布も携帯も没収された状態で、スタッフさんも途中でいなくなっちゃったから、アイマスクをいつとっていいのかさえも分からない。当然、企画の説明はなし。撮影が開始されたことも分からず、結局、アイマスクをとらないまま、1時間も田舎道に立ったままだった(笑)。
ぶっちゃけると、翌日大阪で仕事があったから、何としてでも、その日の新幹線の終電までには東京に帰らなきゃいけなかったから、撮影中は、ずっと焦っていたよ。
即席で撮影会とかを開き交通費を稼いで、無事に帰ってきたけど、スタッフさんは、いったい、どういう根拠があってボクが帰れるとふんだのか…それが知りたいよ。帰ってきた自分をほんとうに褒めてあげたい。
あと、謎のツイッターアカウントで未来に起こる出来事が予告される「フューチャークロちゃん」や10日連続寝起きで相撲や水泳、綱引き、PKなど、色んなことに挑戦させられる「早朝10種」もきつかった。
「早朝10種」なんて、やらされている時は、10日目で終わるなんてことは当然言われてないわけだから、いつ終わるのかも検討がつかない。
だから5日目くらいで、キリがいいから「そろそろ終わるのかな」と、こっちは期待する。
ちょうど5日目が金曜日だったし、スタッフも「いやあ、お疲れ様です。オンエア楽しみです」とか喋りかけてきて、終わった感を匂わせてきたのもタチが悪いよね。
それに土曜日、日曜日と何も起きず、6種目が始まったのは月曜日だったし…。ドッキリにも週休2日制が導入されているとは思わなかったよ。
再開された時は、ほんと地獄だった。
こんな感じだから、今では「水曜日」という単語を聞くだけで、一瞬ビクっとする自分がいる(笑)。
いつも予告なく始まるから、プライベートの予定も組めなくなっちゃったしね(笑)。
心が悲鳴をあげているよ(笑)。