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今週(6月6日~)の日本列島は、気温がうなぎ上り。今週前半は、最高気温30℃以上の真夏日地点は、暑かった昨年を上回るペースで増加。きょう(11日)は、北日本や北陸を中心に真夏日地点続出中です。この暑さはいつまで続く?

今週 真夏日地点が急増

今週(6月6日~)の日本列島は、気温がうなぎ上りとなっています。梅雨前線は姿を消し、本州付近は真夏並みの暖気と強い日差しで日ごとに気温がアップ。最高気温30℃以上の真夏日地点は、6日(日)は13地点でしたが、7日(月)は146地点と昨年を上回るペースで増加し、8日(火)は235地点と今年初めて200地点を超えました。その後も季節先取りの暑さは続き、9日(水)は真夏日地点が250地点を超え、福岡県久留米市、大分県日田市、佐賀県佐賀市で、今年初めて35℃以上の猛暑日となりました。そして、きのう10日(木)は真夏日325地点と、今年はじめて300地点を超えました。きょう(11日)は、西日本は曇りや雨で暑さは少し収まりましたが、北日本や北陸を中心に30℃以上の真夏日続出となり、札幌市や旭川市で今年初めて真夏日となりました。11日13時半までに、秋田県横手市や北海道の美幌町では34.6℃と猛暑日一歩手前まで上がっています。

暑さいつまで?

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真夏日が続出するような厳しい暑さは、きょう(11日)までです。あす(12日)は、気圧の谷や湿った空気の影響で、西日本や東海は雨、北陸や北日本も曇りや雨で、季節先取りの暑さは落ち着きそうです。ただ、それでも平年よりは高く、最高気温は、西日本・東日本は27℃前後、北日本は25℃前後の予想です。湿度が高くなるため、蒸し暑さがアップしそうです。こまめに水分補給を行い、マスク着用時は激しい運動を避けるなど、気温や湿度が高い時には特に注意が必要です。