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ロイヤルファミリーをパートナーに選ぶ一方で、国民とメディアからの猛烈な批判をうける身の上。英国のヘンリー王子の妻のメーガン妃(39)と、秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者小室圭(29)さんは、共通項が多く、何かと引き合いに出されがちだ。「先輩」のメーガン妃は、王室生活で味わった受難を告白し、「勇気ある告白者」として米国で成功した。小室さんも「成功者」となるのか。
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「日本のプリンセス・マコの恋人は、メーガンとよく似ている」
英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは、現地の友人らから、こんな言葉を耳にする機会が増えた。秋篠宮家の長女、眞子さま(29)の婚約内定者、小室圭さん(29)のことだ。
海外王室と違い、皇室は情報が外に漏れない。
「菊のカーテンに包まれてミステリアス(神秘的)だ、と関心は高い」(多賀さん)
英国に留学していた秋篠宮家の二人の内親王は、現地で親近感を持たれている。現地のタブロイド紙が「プリンセス・マコと恋人のケイ・コムロ」の話題を取り上げることもある。
「ただ、王室好きの英国人の間で、小室さんの評判はよくない」(多賀さん)
米国のドラマ女優のメーガン妃は、もちろん貴族出身ではない。厳しい芸能界でキャリアを積み、離婚経験を持つメーガン妃。人生経験の豊富な年上女房が、「世間知らずのヘンリー王子(36)をいいように操ってお金稼ぎをしている」。それが、英国におけるメーガン妃像だ。
小室さんも、「プリンセスを利用する野心家だ」といった風に、見られてしまうのだという。
ロイヤルブランドをビジネスに露骨に利用するヘンリー王子とメーガン妃の姿は、王室メンバーとしては、異色だった。王室を離脱する際に、ふたりは、王室の一員であることを表す「SUSSEX ROYAL」などの商標登録でビジネスを計画していた。これらを、英国とEUや米国、豪州やカナダの知的財産庁に出願。範囲は文房具などにも及んだことから批判を浴びた。