向こう1か月は、太平洋側を中心に曇りの日が多くなる見込みです。また、2週目にかけては気温の変化が大きくなるため、体調管理に十分な注意が必要です。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。
1週目(6月19日~25日) 来週は季節が逆戻り!?
昨日(17日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。来週にかけては北からの冷たい高気圧の影響を受けやすく、太平洋側を中心に雲の広がる日が多くなる見込みです。
また、気温は平年並みか低く、最高気温が20度に届かない地点も多くなるでしょう。これまでに夏本番の暑さとなった日も多かったため、週末から来週にかけてはヒンヤリと感じられる日もありそうです。日々の気温を細かくチェックして服装を決めたり、外出の際は羽織るものを1枚持っておくなど、気温変化で体調を崩さないよう注意してください。
2週目(6月26日~7月2日) 季節が一気に進みそう
日本海側の天気は数日の周期で変わるでしょう。太平洋側やオホーツク海側は気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りの日が多くなる見込みです。また、特に太平洋側では霧のかかりやすい時期でもあるため、霧による見通しの悪さなどには注意し、少ない晴れ間を有効に活用するとよさそうです。
気温は1週目とは一転して、平年より高くなるでしょう。6月末からは一気に暑くなりそうです。急に気温が上がると、熱中症の危険が高くなります。マスクを着用していると喉の渇きを感じにくくなるため、こまめな水分補給、多量に汗をかいた場合は塩分を補給するなど暑さ対策を積極的に心がけるようにしてください。
3~4週目(7月3日~16日) 晴れても曇っても紫外線には注意!
日本海側の天気は数日の周期で変わり、太平洋側やオホーツク海側は曇りの日が多くなる見込みです。気温は各地とも、ほぼ平年並みで経過するでしょう。
なお、これから8月にかけては紫外線が1年で1番多い時期になります。外出の際は日傘や帽子、日焼け止めを活用し、紫外線対策を心がけるとよさそうです。今年は部屋で過ごす時間が増えていると思いますが、一般に、窓ガラスは紫外線の70%を通してしまうといわれています。部屋にいる時も、カーテンで日射を遮ったりなど、紫外線には注意してください。また、快晴の時の紫外線を100%とすると、曇りの日でも60%くらいの紫外線量があるといわれており、曇りの日が多い予想の太平洋側やオホーツク海側でも紫外線対策をするとよさそうです。