SNS、ネット上では、「堀米選手、金メダルおめでとうございます!ボード系の選手は見た目や言動が個人的に受け入れにくいことが多いのですが…何たる好青年!冷静かつ、他人に対して失礼な振る舞いも全くなく、全く興味がない種目でしたが思わず応援してしまいました!ただただ、素敵でした!本当におめでとうございます!(原文ママ)」「インタビューは好青年で爽やかで日本人らしい。これは人気出るな。スケボーの見る目も変わるかも(原文ママ)」など大きな反響が。
米国在住のスポーツ記者は、堀米の米国での人気を「いま米国で人気急上昇のアスリートといえば、メジャーリーグの大谷翔平ですが、スケボー界の堀米は大谷級の人気があります」と語る。
スポーツ紙の遊軍記者は堀米についてこう語る。
「日本ではスケートボードがまだまだマイナーなので、堀米の名が知られていませんが、18年に世界最高峰のストリートリーグで日本人初優勝を飾るなど世界ランキング2位の実力者で、米国ではトップスケーターとして人気の選手です。高校卒業後に渡米して異国の地で苦労もあったと思いますが、心の芯が強く常に上を目指す。表に出たがるタイプではなく、謙虚で誰に対しても丁寧に接するので、米国のファンからはその人柄も愛されています。今回の金メダルで堀米の魅力、スケートボードの魅力を感じた人は多いのではないでしょうか。スケボーは日本で『迷惑行為』、『危険』などマイナスイメージが多いですが、見る目が変わって競技としてブームになる可能性が十分にあると思います」
東京五輪で金メダル。スケートボードに新たな歴史を刻んだ堀米の偉業は今後も語り継がれるだろう。(安西憲春)