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30日、関東では所々で雨雲や雷雲が発生しています。東京都心の気温はグッと下がり、15時は25℃台になりました。厳しい暑さは解消されている所がありますが、夜遅くにかけて、雨の降り方に注意が必要です。

茨城県で非常に激しい雨 東京都心にも雨雲 気温が25℃台に

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30日、関東付近は大気の状態が不安定になっており、あちらこちらで雨雲や雷雲が発生しています。雨で、地面が冷やされたためか、気温がグッと下がった所もあります。

茨城県龍ケ崎市では、昼過ぎに1時間に63.5ミリの非常に激しい雨を観測し、統計開始の1976年以来、7月の1位の値を更新しました。龍ケ崎市の気温は、9時55分に30.2℃を観測しましたが、13時の気温は23.8℃まで下がりました。

東京都心では、15時までの1時間に5.0ミリの雨を観測しました。気温は、13時37分に30.5℃を観測しましたが、15時の気温は25.8℃まで下がりました。

雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電、つまり落雷といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。

関東 夜遅くにかけて局地的に大雨の恐れ

雨は、厳しい暑さを解消してくれることがありますが、関東は、このあと、夜遅くにかけて、雨の降り方に注意が必要です。局地的に雷を伴って、山沿いを中心に非常に激しい雨が降るでしょう。大雨になる恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒して下さい。雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、直ちに建物の中など安全な場所に移動して下さい。