今大会の日本勢はシングルス4人、ダブルス5組のうち、男子シングルスの常山幹太(25)以外は世界ランキング5位以内という過去最強の布陣で臨んだ(常山は13位)。

■今回も入賞者が相次ぐ

 男子シングルスで金メダルの有力候補だった桃田賢斗(26)は1次リーグで敗退した。だが、女子ダブルス世界ランキング1位で「フクヒロペア」こと福島由紀(28)、廣田彩花(27)組と、同2位で「ナガマツペア」こと永原和可那(25)、松本麻佑(25)組はそれぞれ5位入賞。女子シングルスでは16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(26)、世界ランキング5位の山口茜(24)もともに5位入賞となった。今大会は期待されていたようなメダル量産とはいかなかったが、ダブルスの5組と女子シングルスの2人が準々決勝以上に進んだ。層の厚さは十分に示した。(編集部・深澤友紀)

AERA 2021年8月2日号より抜粋

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