「千賀の復活で投手陣はブルペンの柱ができた。攻守ともにチームとして成熟度が高まり金メダルへの視界がさらに開けた。NPBと国際試合は異なりますがソフトバンク勢の底力を感じますね。大舞台で結果を出せる実力は本物です。五輪後に再開したパ・リーグではソフトバンクが上がってくる予感がします。まずはその前に金メダルを獲得して欲しいです」(ソフトバンク担当記者)

 準決勝では柳田と甲斐が先発出場し、勝利に貢献。苦しい戦いを勝ち抜き、自国開催の五輪で悲願の金メダル獲得まであと一歩と迫った。短期決戦ではなんといっても勝負強さが必要になって来るだけに“常勝チーム”の彼らの存在は実に頼もしい。8月7日に行われる金メダルをかけた決勝戦でも、ソフトバンクの選手たちが勝負を分ける大事な場面で活躍するような気がする。