※写真はイメージ(gettyimages)
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 King&Princeの平野紫耀さんが、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」の主演を務める。作品への思いや演じることの醍醐味、自身の現在地について語った。AERA 2021年8月16日-8月23日合併号から。

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――累計1500万部超の同名人気漫画を原作に、平野紫耀が主演し、橋本環奈がヒロインを演じて実写映画化した「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」1作目は、2019年に公開され、観客動員180万人を超える大ヒットを記録した。今作は待望の続編にして完結編だ。平野は、エリート校の生徒会長、頭脳明晰で全国模試上位常連の白銀御行(しろがねみゆき)を演じる。

 続編ができると聞いたときは素直にうれしかったですね。それだけ前作を見てくださった方がいて、好評だったからできることだと思うので。だから、今回も原作ファンの方々の期待を裏切らないように、そこだけは守ってしっかり演じたいなと思いました。

 ただ、2年ぶりなので心配もありました。僕、記憶力があまりなくて、すぐ忘れてしまうんですよ。多分、頭の容量が足りないので、どんどん消していかないと次が入らないシステムになっているんだと思う(笑)。前作とブレないように、本読みの段階から監督にたくさん相談して、橋本さんや生徒会のメンバーとのやりとりの中で助けられながら、白銀像を取り戻していった感じでした。

■相手から告白させよう

――生徒会長である白銀は、生徒会副会長であり、文武両道で大財閥の娘でもある四宮かぐや(橋本)とは両思いの仲だ。だが、二人ともプライドが高く、それゆえに相手から告白させようと、あの手この手の恋愛バトルを繰り広げる。天才でありながら、いわゆる「恋愛偏差値」は低い二人が、周囲を巻き込みながら右往左往する姿は爆笑必至だ。二人のピュアな不器用さに胸キュンしてしまう。

 前作は恋愛頭脳戦が一つ一つのエピソードで完結していましたが、今回はファイナルなだけあって、全体的に規模が大きくなっています。長期に及ぶ大掛かりなものだったり、日本を飛び出して世界規模になったり、お客さんも騙すような壮大な仕掛けもあるので、是非楽しんでもらいたいですね。

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