レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、2022年にグローバル・スタジアム・ツアー開催へ
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、2022年にグローバル・スタジアム・ツアー開催へ

 現地時間2021年9月24日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、ライブ・ネイションとタッグを組んだグローバル・スタジアム・ツアーを2022年にキックオフすると発表した。日程、チケット、サポート・アクトなどの詳細は近々発表予定となっている。

 2016年から2017年にかけて開催された【Getaway Tour】以来のワールド・ツアーを告知するため、メンバーが出演するニュース番組をパロディした約3分の告知動画も公開された。チープなウィッグと髭をつけて、架空のニュース局KHOTのニュース・キャスター、ジョンソン・ハマースワドル(Johnson Hammerswaddle)とトッド・ザ・スクイレル(Todd the Squirrel)に扮した、アンソニー・キーディスとフリーは、まずビール・ナッツの価格下落や新作チキン・サンドイッチなどをユーモラスに紹介した。

 続いてドラマーのチャド・スミスが、天気予報士のランディ・レインドロップス(Randy Raindrops)役で登場したのち、トーク・コーナーにジョン・フルシアンテが本人役で出演し、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのツアーに関する発表を行った。「ジョン、君たちを近々ライブで観れることに期待していてもいいかな?」とトッド・ザ・スクイレルに問われた彼が、「そうだね、2022年6月からツアーを行う予定なんだ」と答えるやいなや、ニュース・キャスター2人はセットの椅子を投げたり、デスクを叩きながら、喜びをあらわにした。その後ジョンは、北米日程が2022年7月から予定されていることも明らかにしている。

 バンドは、10年間ギタリストを務めたジョシュ・クリングホッファーが脱退し、ジョン・フルシアンテが復帰することを2019年に発表していた。1988年にバンドに加入したフルシアンテは1992年に脱退し、その後1998年に再加入し2009年まで活躍した。

 レッド・ホット・チリ・ペッパーズが最後にリリースしたスタジオ作は、デンジャー・マウスがプロデュースした、2016年の11thアルバム『ザ・ゲッタウェイ』となっている。12作目のアルバムがツアーまでに発表されるかは現時点で不明だが、チャド・スミスは2020年1月のインタビューでバンドが新曲に取り組んでいることを示唆していた。