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きょう4日の夜は関東から北海道を中心に「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

見られる地域や時刻は?

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図はきぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。関東から北海道を中心に18時54分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは、3分程度です。

(九州から近畿は最大仰角が30°未満と低いため、周辺のビルや木等に隠されたり、大気による減衰を受けて暗くなったりするため、見えにくくなります。)

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

各地の天気は?

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今夜は、関東や北陸、東北南部は広く晴れて、きぼうを見られる所が多くなるでしょう。東北北部は雲が広がりやすいですが、雲の切れ間がありそうです。北海道は雲が多く、所々で雨が降るでしょう。ただ、北海道の北部や東部では一部で晴れそうです。