複雑性PTSDを公表した眞子さま(C)朝日新聞社
複雑性PTSDを公表した眞子さま(C)朝日新聞社
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 宮内庁が1日に秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚を発表し、眞子さまが「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことを明かしたことが大きな反響を呼んでいる。

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 報道によると、宮内庁は1日に公表した文書で、眞子さまが誹謗中傷と感じる体験をしたことなどを明らかにした。「誹謗中傷」が具体的に何を指すか説明していないが、眞子さまと小室圭さんをめぐる報道が過熱したことで、一部の報道やSNS上の書き込みについて誹謗中傷と感じたとみられる。

 お二人は2017年9月に婚約内定の記者会見を開いたが、同年12月に週刊誌が報じた小室さんの母・佳代さんと元婚約者の「金銭トラブル」により、結婚に否定的な報道が増えた。宮内庁は結婚延期を発表し、18年5月、「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」と題した文書を公表。一部週刊誌で「侍従職関係者」「宮内庁関係者」のコメントとして両陛下(現在の上皇ご夫妻)が様々な発言をしているように報じられていると指摘した上で、「眞子さまや秋篠宮両殿下、お相手の方に静かに考える環境を与えることを最重要と判断してきた両陛下(現在の上皇ご夫妻)の考えが無にされたことはあまりにも残念」と報道に対する宮内庁の見解を記した。

 だが、その後もお二人の結婚に対する否定的な報道が続いた。小室さんは18年8月に米国に留学。ニューヨーク州のロースクールで勉強し、今年7月に司法試験受験したという。また、母親と元婚約者の男性の金銭問題について、今年4月に詳しく説明する28枚の文書を公表したが、元婚約者が反論して国民からも批判が殺到する事態に。小室さんサイドは解決金を支払う意向を示したが、双方が対話の席には着いておらず、解決の糸口がつかめていない。小室さんが今月27日に帰国した際は長髪をポニーテールにした髪型が話題となった。

 眞子さまの結婚、PTSDと診断されたことについて、日本のお隣・韓国メディアでも取り上げられている。韓国の経済紙・アジア経済は「眞子姫は家族、婚約者である小室を非難する声が大きくなったことで、PTSDの診断を受けた」と指摘。日本国民の多くが結婚に反対している状況を報じている。また、韓国紙・朝鮮日報も「眞子姫がPTSDの診断を受けたのは、日本国民が小室さんに対して冷たい視線が変わらないからだ」と論じた。

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