
リーグトップの今季26盗塁をマークしている中野拓夢、リードオフマンで23盗塁の近本光司、代走のスペシャリストで10盗塁の植田海も控えているが、機動力を生かせているとは言えない。
SNS、ネット上では矢野監督の采配に疑問を呈する指摘が相次いだ。
「前半出来てた戦い方が全く出来てないってのに尽きるでしょう。近本中野が塁上にいるのに本当に動かないよね。盗塁王争いしてる2人なのにこれではね。5番糸原もね、これ機能してないとは思わないけど適正じゃないでしょ。今年ほど新人に恵まれたシーズンも過去なかったでしょ。前半戦の勢いが全く無いのも残念ながら采配でしょ」
「継投に代打、一試合のみラッキーで勝っただけで三試合全て首脳陣の采配に問題がある。田口をリリーフで使うヤクルトに対し、阪神は西勇をリリーフで使うぐらいしないと勝てませんよ、執念が違う。あと坂本で勝ったのになぜ梅野に戻るんですか?」
投打ががっちりかみ合って勢いが加速しているヤクルトと対照的に、天王山で手痛いカード負け越しを喫した阪神。逆転優勝に向け、矢野監督は思い切った采配を断行するだろうか。
(牧忠則)