目黒:あー、でもその感じわかる。
道枝:わかります? 自分で言うのもなんか嫌じゃないですか。
目黒:むずいよね、関係性的に。
道枝:そうなんです。言うタイミングがあれば伝えてたので、情報解禁までにはっきり知ってるメンバーも知らないメンバーもいたと思います。
目黒:あ、そうなの。マネジャーさんが言ったりすることもなかった?
道枝:それもなく。目黒くんとドラマをやるってことしか知らないメンバーもいたと思います。みんな喜んでくれてましたよ。(西畑)大吾くんとかも「頑張ってねー」って言ってくれてうれしかったです。
目黒:こっちもみんなすごい喜んでくれて。ラウールは最近、「早くドラマ見たいな」「めっちゃ楽しみだな」ってLINEを送ってきてくれました。あと、佐久間(大介)くんはめっちゃ漫画読むから、作品を知った時に「え、あれやんの! 読んでたわそれ!」って。「もう、井田がお前にしか見えない」みたいなことも言ってくれて、うれしいなと思いましたし、そのイメージ通り演じられるよう頑張りたいなと。
道枝:なにわは、少女漫画をやるって言ったら「そうなんや!」っていうくらいのリアクションでした(笑)。
──高校時代はどんな学生生活を送っていた?
道枝:特定の人としか仲よくしていないというか……。いつもの友達と毎日一緒にいたんで、交友関係はそんなに広くなかったです。友達の前ではすごい明るいんですけど、クラスの中ではそんなに明るくない、おとなしいほうでした。学校は楽しかったですけどね!
目黒:僕は、高校生のいわゆる青春の思い出っていうと一番に滝沢歌舞伎が思い浮かぶんですよね。自分の中の青春は学校よりもそこらへんにあって。
道枝:一番印象に残っている思い出は体育祭です。1年生、2年生の時は仕事で出られなかったんです。で、3年の時は(コロナ禍で)もともと中止みたいな感じだったんですけど、体育館を貸し切って3年生だけやろうということになって。その時初めて体育祭に参加できました。その日も仕事だったので途中までしか行けなかったんですけど、でも1回くらいは競技に出られてすごく楽しかった。こんなに盛り上がるんだ、最後に出られてよかったなって。先生たちの愛も感じましたね。