
「ボーイフレンド降臨!」でドラマ単独初主演を果たしたKing & Princeの高橋海人さんがAERAに登場。さまざまな活動にかける思いと、自身の本質について語った。AERA 2022年11月21日号から。
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ドラマ「ボーイフレンド降臨!」で単独初主演を果たした。主演が決まった時の感想を尋ねると、いたずらっ子のように「正直ビビりました(笑)」と笑った。
「すてきな作品にいくつも出演させていただく中で、たくさんの方の大きな背中を見てきたので、自分の中で“主演”のハードルがすごく高くなっていたんです。正直、『今の自分にできるのかな』という不安はありました。でも、求めてくれる人がいるということと、主演の立場でしか学べないものがあると思ったので、頑張ってやってみようと思いました」
King & Princeとしてデビューしてから、4年半が経った。アイドルとしての自分についても分析するようになった。
「(平野)紫耀や岸(優太)くんは万人に愛されるタイプだけど、僕は必ずしもそうじゃないかもしれない。でも、魅力をわかってくれる人はとことんわかろうとしてくれるので、深い関係になれる。だからこそ、自分や自分の作品を選んでくれた方には深い愛を持って接したいです」
グループ活動と役者に加え、バラエティー番組にもレギュラー出演し、ジャニーズで初めて少女漫画家としてデビューした。マルチな活躍に対して、「僕、アイドルが向いていると思うんです」とうれしそうに答えた。
「やりたいことが多すぎて、アーティストでも俳優でも1本だけでは物足りない。興味のあることを仕事につなげて、自分の武器として突き詰める。そんなことを自由にやらせていただいているので、今の環境に感謝ですね」

努力家で負けず嫌い。「興味のある分野ではすべて爪痕は残したい」と言う。
「小さい頃からのダンスを通じて、努力することが自然と身につきました。成長が感じられると、楽しいんです。僕にとって努力することはゼロカロリーなんです」
(ライター・小松香里)
※AERA 2022年11月21日号