「悪名は無名に勝る」という言葉を持ち出し、「自分では山口県の大スターと思っちょう」、「おれって40歳以上の人にすげぇ嫌われちょうけぇ不利なんじゃないかなぁと思っちょうけど、それでも今回当選すると思っちょう。それだけ若者に人気がある」と自信を見せていた。
本人にとってみれば、想定外の惨敗だっただろう、ただ、SNS、ネット上では冷やかな声が多かった。
「自己評価は高いけど、現実を見てください。個人的にはなんでこんなに(獲得票数が)入ったの?って思ったけど」
「7000票近く入っているのが驚きだが、おそらく引退とかしないでしょう。面白がって投票した人たちは、本当にこの人が政治家として活動できるかどうかはあんまり考えていないんじゃないかな。本人もどこまで本気なのかわからないが、ふざけてできるわけではないので、落選でよかったんじゃないかと思う」
スポーツ紙記者はこう話す。
「へずまはYouTubeのアカウントを凍結されているので、ツイッター、インスタグラム、TikTokなどを活用してきた。獲得票数が1万票に届かなかったので公約通りならば、すべてのSNSから引退になります。選挙では地元の山口県に恩返しをしたいと繰り返し言っていましたが、政治に参加するだけがその道筋ではない。SNSから身を引き、山口を拠点に地道に働くことも立派な地域貢献だと思います」
へずまに投票された6809票を多いと感じるか少ないと感じるか…。
(安西憲春)