「ブサイク芸人でもモテる」お金を惜しみなく使っていたクロちゃんが貯金に励むある動機

　安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「お金」。自分の好きなものには、お金をつぎ込んでいるというクロちゃん。しかし、あることをきっかけに、数年前から「貯金」を心がけるようになったという。そのきっかけとは？

【写真】クロちゃんが散歩中におもわず声をかけてしまうかわいいモノとは？

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　今回のテーマは「お金」。

　改めて考えてみると、ボクは、自分が欲しいって思ったものや興味が湧いたものに対しては、惜しみなくお金を使うタイプかもしれない。思い返してみると、あんまり我慢した記憶はない。欲しいものは、何としてでも手に入れたいって思っちゃう。

　コロナになる前は、キャバクラにもけっこうお金を使っていた。大好きな女の子が誕生日だったりすると、シャンパンを開けたり、バカラのワイングラスをプレゼントしたりして、一晩で30万くらい使ったこともある。ギャンブルも一時やりすぎて、頭おかしくなっていたかも（笑）。番組の企画絡みだけど、宝くじに一気に100万使ったこともあった。

　でも、コロナになってからは、キャバクラにも全然行けなくなっちゃったし、お金の使い道はだいぶ変わってきた。

ネットゲームやジム、ボルダリング、アロマなどに使うことも増えたけど、最近ボクがいちばんお金をかけているものといえば「服」だね。意外でしょ？

　たかみな（高橋みなみ）やビビるの大木さんの影響もあって、ボクもついにオシャレにお金を使うようになったんだ。最近では、バーバリーのコートやグッチの時計も勇気を出して購入した。今まで、こういうものにまったくお金をかけてこなかったからね。オシャレは、量より質だなってやっと気づいたよ。

　今では、時間ができると、ふらっと代官山に行って、服を物色している。買い物が一段落した後に、「サタデーズニューヨークシティ」でゆっくりお茶をするのが、今のボクの至福のひととき。そう、ついにボクも代官山を覚えてしまったしんよー。

　こんな感じだから、基本的に、ボクは物欲が強い人間なんだと改めて思う。

　ただ、こんなボクでも、ここ数年で大きく変わったことがある。それは、お金を派手に使っているように見えて、実はちゃんと貯金をするようになったこと。

　正直、これまでは、もらった給料は、もらった分だけ全部使っちゃっていた。だから当然貯金なんてほぼゼロ。芸人として、そうやって豪快にお金を使うことがかっこいいと思っていたからね。

　そんなボクが、なぜ、貯金をするようになったのか。

　理由は2つある。