週刊朝日 2022年11月18日号より
週刊朝日 2022年11月18日号より

 40歳で亡くなったスター・松田優作さんは男性から人気。50代男性は「最も憧れていた。故人の行きつけの店で、優作さんの作品、国内、海外の映画の話をしたい」。

忌野清志郎さん
忌野清志郎さん

 5位はRCサクセションの忌野清志郎さん。女性ファンのコメントが多く、50代の女性は「憧れの人。東京の西側の年季の入った居酒屋で、日々の楽しみ、音楽、社会のことまでダラダラと話したい」。別の50代女性は「世間からの反発を恐れず、正義を主張し続けた清志郎さんが今の世の中に必要です。『愛し合ってるかい?』の一言が聞きたい」。

 6位は高倉健さん。50代女性は「大好きだから、隣にいるだけでいい!」とぞっこん。50代男性は「映画『夜叉』に出てきたような漁師町の小料理屋で、静かに杯を重ねたい」。

 フーテンの寅さんを演じ続けた渥美清さんは7位。40代女性は「私生活は謎のベールに包まれていた渥美清さんが、どういう人物だったか非常に興味がある」。50代の女性はズバリ、「寅さんのマドンナになりたい!」。20代女性は「『Netflix』で『男はつらいよ』シリーズにドはまりしました。寅さんの実家のお団子屋さんで、様変わりした東京の街並みについて話したい」。

■猪木さんからの闘魂注入を熱望

 8位は27歳で夭逝した夏目雅子さん。40代の男性は「お綺麗な方なので、ジャズがBGMの静かなバーのカウンターで、二人で飲んで微笑みあいたい。もうそれだけでいい」とぞっこん。50代の女性は「あまりに若すぎる死で、生きていればどんな年齢の重ね方をしているのか見てみたい。おばんざいが食べられるお店で、日々のあれやこれやをとりとめなく話してみたい」とつづった。

 同着8位は若者のカリスマ・尾崎豊さん。50代男性は「10代の頃に人生を変えられるほど衝撃を受けた」。40代男性は「当時は大人に見えたが、今の自分は彼が亡くなった26歳よりだいぶ上になった。それでも彼の言葉が色褪せず聞こえるか試してみたい」。

次のページ