「先日行われた日本シリーズ第2戦で始球式を務めたのですが、結果は大暴投に。後日、ツイッターで『ポンコツ始球式ですみませんでした笑笑 晒してしまった』と自虐も交えてつづっていました。一方、始球式では終始ニコニコと笑顔で、その振る舞いに野球ファンも『かわいい』と声をあげていました」(同)

■芸能界いちのモテ女も落ち着いた!?

 これまでの吉高は、一部では「演技が下手」と指摘されることもあったが、彼女にどのような変化があったのだろうか。

「吉高さんといえば、2019年に放送された主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で演じた残業ゼロがモットーのOL役のような、等身大で生き生きと働く女性という役柄のイメージが強かった。しかし、今回はこれまでのドラマとは一味違う、社長役で大人びた表情や振る舞いが多く、号泣シーンなど感情をあらわにするシーンもインパクトを与えています。だからこそ視聴者も『すごい女優だったんだ』と認識したのでしょう」(同)

 一方で、プライベートで心境の変化があったのでは、と推察するのは女性週刊誌の芸能担当記者だ。

「吉高は芸能界いちの“モテ女”。これまで玉木宏や生田斗真、RADWIMPSの野田洋次郎などとの熱愛が報じられてきました。2016年には関ジャニ∞の大倉忠義との『バリ島2泊4日旅行』を写真週刊誌が掲載し、記事中に『婚前旅行か』と書かれていました。その後、破局したようですが、本人はトーク番組で『30歳には結婚していると思っていた』という趣旨の話をしており、結婚願望は強かったようです。ただ30歳をすぎたあたりから、熱愛報道もほぼなくなっており、恋愛・結婚ではなく女優としての道を歩むことをより強く意識したように見えます。そうした考えが演技にも影響しているかもしれません」

 ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、そんな吉高の魅力をこのように語る。

「『蛇にピアス』『GANTZ』『横道世之介』『ガリレオ』『花子とアン』など、さまざまなジャンル、役柄の作品で抜群の存在感を発揮してきており、演技力・表現力には定評がありました。特に今回の『最愛』では時間軸と共に役の振り幅が大きく、彼女の女優としての真骨頂が味わえます。一方で、バラエティー番組などで見せる気さくで気どらない姿も魅力。昨年秋に出演した『さんまのまんま』では、終始マイペースであのトークモンスター・明石家さんまと互角に渡り合っている姿が印象的でした。彼女の中では、役によって表現方法を切り替えるスイッチの精度がものすごく正確なのでしょう。トップ女優として、まだまだ走り続けてほしいですね」

 ドラマの展開も気になるが、吉高自身、今後どのような役柄を演じていくのかも楽しみだ。(丸山ひろし)

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