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13日(月)は、日本海側の「冬の嵐」はピークとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通機関への影響が心配され、暴風や高波にも警戒が必要です。晴れる太平洋側も、寒さ対策を心がけてください。

天気のポイントは?

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13日(月)は、強い冬型の気圧配置となり、上空には寒気が流れこむでしょう。

このため、北海道や東北は、日本海側を中心に雪が続きそうです。今回は雪が降るだけでなく、風が強いので、「視界が白一色になる、ホワイトアウトのおそれがある」というのがポイントです。

「冬の嵐」はピークを迎え、何かにつかまっていないと立っていられないほどの風が吹いたり、見通しがきかないくらいの猛ふぶきになったり、積雪が急に増える所もありそうです。

北陸は断続的に雨や雪が降り、新潟県を中心に、風に向かって歩けなくなるほどの暴風が吹くでしょう。こちらも、波が高くなりそうです。

予想される最大瞬間風速は、北海道で35メートル、東北・北陸で30メートル、波の高さは北海道・東北・北陸で6メートルとなっています。

猛ふぶきや吹きだまりによる交通機関への影響が心配されますので、普段から雪に慣れている所とはいえ、無理のない行動を心がけてください。暴風や高波にも、警戒が必要です。

雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

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もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。

気温のポイントは?

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最高気温は、全国的に12日(日)より低いでしょう。ポイントは「晴れる太平洋側でも、寒くなる」ということです。

北海道や東北、北陸は、12日(日)より10℃くらい低い所もあるでしょう。新潟など、急に真冬並みの寒さになりそうです。

関東から九州は13℃前後の所が多いでしょう。東京は12日(日)より4℃低い13℃、福岡は10℃までしか上がらない予想です。

晴れる所でも冬らしい寒さで、風の冷たさも加わりそうです。風速が1メートル強まると、体感温度は1℃下がるといわれています。マフラーやストールなどで、首元をしっかり守ってください。