竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
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「コンビニ百里の道をゆく」は、52歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

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 今回は私たちが飲む「水」の話をしたいと思います。お店ではペットボトルで売られているのが普通の光景ですよね。ただ、CO2や海洋プラスチック問題がこれだけ叫ばれているいま、「水はペットボトルで」という固定観念から離れてみる。そんな発想もアリではないでしょうか。

 ローソンでは先月末から、PB(プライベートブランド)商品として、持ち運びできる紙パックの「ローソンオリジナル 天然水 330ml」(税込み140円、中軟水、採水地は佐賀県鹿島市浜町)を一部の店舗で販売しています。また、この商品は「ローソン緑の募金」を通じて1本につき1円が全国の学校緑化や森林整備などの環境保全に活用される仕組みになっています。

 もちろん、ペットボトルを回収し再生利用することも、「いまある資源の有効活用」という意味で大事なことです。ただ、「水」は私たちが生きていくうえで必要不可欠なもの。だからこそ、まずはそこから地球環境の保全に配慮をしていこう。そう考えたんです。

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